気象予報士の航空気象 ゲリラ豪雨に想う事

*All archives   *Admin

2009.05.31 (Sun)

ゲリラ豪雨に想う事

 私は「ゲリラ豪雨」という言葉を好きではない。

ゲリラという言葉がそもそもいい気がしない。

 予想できない、突然発生という意味なのだが・・・


雨



 もともとマスコミによって、煽られて蔓延した言葉であって、定義もなく秩序もない。

頻繁に使用されることによって、視聴者の心に恐怖を植え付ける言葉で、気象用語ではない!!!


急流



 ゲリラ豪雨に対して、「集中豪雨」という言葉がある。


 集中豪雨は、主に梅雨前線などに寒気や暖気移流が重なって起こる豪雨のことを指しますが、それに対し、ゲリラ豪雨はヒートアイランド現象やビル風などの局地風による積乱雲の発生発達によって、狭い範囲で1時間100ミリ以上の雨を指すと思われます。なにせ、定義もなく気象用語でもないので。。。


 1時間に50ミリもの雨が降ると、都市では局地的な洪水が起こる可能性があります。


 アスファルトやコンクリートで固められた都市では、その降水が下水を通り、護岸工事された河川に集中してしまいます。


神戸市都賀川



 2008年に12月にはある通信教育の流行語対象に「ゲリラ豪雨」が選ばれました。受賞対象がある天気予報会社であったことには失望しました。


 言葉の印象による恐怖によって、注意喚起をうながることは効果的な方法ですが、原因・対策を重点的に周知することよりも、自己の利益と商売のニオイを感じる点で、失望を感じたのです。



積乱雲



 川釣りや登山経験者にとって、夏の積乱雲に対する鉄砲水の知識は必須です。


 今の気象予報技術では、予報は実用的ではありません。では、先人の知恵に頼るしかないのです。

 「ゲリラ豪雨」を安易に使用することよりも、1年培ったであろう報道の仕方があれば、私はマスコミやその他関連会社に対する気持ちを変えることになるでしょう。


とにかく、腹が立つ。


雷



ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 環境ブログ 天気・気象学へ
にほんブログ村
応援クリックをおねがします。



梅雨ウキウキ 通勤OKのレインシューズ
 
ワインボトル型折り畳み傘 福岡市の百貨店、雑貨店 色、機能…雨具多彩に

ゲリラ豪雨にも対応

5月30日15時7分配信 西日本新聞


 間もなく迎える梅雨の時期を前に、福岡市・天神の百貨店や雑貨店では雨やカビの対策商品の品ぞろえが豊富になっている。例年以上にカラフルな色やおしゃれなデザインが増えている一方で、近年多発している「ゲリラ豪雨」への対策商品や環境に配慮したグッズも増えているようだ。


 青空が一転真っ黒な雲に覆われ、局地的に短時間の大雨となるゲリラ豪雨。昨年、各地に大きな被害を出した。雨傘を用意する間もなく、ずぶぬれになる人も多かった。

 この豪雨に対応するために登場したのが、従来の「晴雨」兼用傘の改良型。従来の晴雨兼用傘は日傘に撥(はっ)水(すい)加工を施しただけで大雨には適していなかった。改良型は通常の雨傘にUV(紫外線)加工を施し、突然の大雨に十分対応しながらも、雨が上がったときには紫外線をカットする日傘機能が付いている。

 今年はさらにデザインや機能が改良され、大雨には雨傘並みに対応しながら、日傘のようにおしゃれで「梅雨商戦注目の商品」と岩田屋の仕入れ係の吉松浩二さん(43)。

 また「夕方から雨」という天気予報に合わせて、晴れ間の通勤時からでも利用できるレインシューズも人気。岩田屋ではファッション性にも優れたブーツ型やパンプス型などが店頭に並ぶ。6月上旬からはレインシューズを昨年の2倍以上の120種類以上に増やし、傘も売り場を拡大して展開する。

 

 男性の傘選びの傾向にも変化が出ている。天神ロフト販売促進担当の牛嶋典子さん(42)が「男性にも人気」と薦めるのはワインボトルの形をした晴雨兼用折り畳み傘。水色やオレンジなど10種類ほどの色柄を選べる。黒や紺色を好んでいた男性客からも「ユニークな形で、カラフルな色も抵抗がない」と好評だ。

 

 湿度が高くなる梅雨は室内のカビや臭いも厄介だ。ここ数年、化学物質を使わず、臭いやカビの原因物質を分解する微生物を使ったカビ対策グッズが売り上げを伸ばしているという。

 天神の雑貨館・インキューブでは今年初めて特設コーナーを設置。消臭剤など十数種類を扱う。微生物の一種で納豆菌の仲間を使いカビの増殖を防ぐ。営業推進担当の大谷奈美子さん(28)は「自宅でも利用しているが、気になっていたお風呂のカビが出なくなった」。

 家電製品店では除湿器の売れ行きが好調。天神のベスト電器福岡本店では除湿や衣類乾燥などを1年を通して効率的に行える除湿器など20種類そろえた。エネルギーの使用料も従来の製品の2分の1という。

 自分に合ったグッズを選び、梅雨と仲良く付き合いたいものだ。 

=2009/05/30付 西日本新聞夕刊=



以下、アフィリエイトサイトです。





スポンサーサイト
21:25  |  時事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://weathereucalyptus.blog115.fc2.com/tb.php/129-e0b9d3ae
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |