気象予報士の航空気象 ゲリラ豪雨に物申す その2

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2009.08.22 (Sat)

ゲリラ豪雨に物申す その2

第二の問題。


安易な使用。


先日の沖縄の事故。


これをゲリラ豪雨で片付けていいのか!


那覇は島です。


ヒートアイランドは非常に起こりにくい。


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ヒートアイランド現象とは都市型気候のひとつで、エアコンの外気や自動車の排気、アスファルトやコンクリートが多く、緑が少ないことによる昇温現象で、ビル群によって海陸風などの自然風を遮断されることによって、ますます昇温を加速させられる。
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さらに、亜熱帯気候。もともと熱帯に近く、スコールは当たり前なはず。


それを「ゲリラ豪雨」という言葉で片付けてしまう安易さ、腹立たしい。



<那覇鉄砲水>
   上流で「ゲリラ豪雨」 20分間に25ミリ
     8月21日2時30分配信 毎日新聞


 那覇市の水路(通称ガーブ川)で作業員4人が流され死亡した事故で、当時現場から数百メートル上流側で「ゲリラ豪雨」が発生していたことが気象庁の調べで分かった。

約20分間に約25ミリの激しい雨で、水路に一気に流れ込んで鉄砲水が起きたとみられる。

沖縄気象台は事故の約50分前、那覇市を含む県南部に大雨・洪水注意報を出しており、気象庁は「気象情報をよく確認して作業を中止していれば、事故は防げた可能性がある」としている。

 事故が発生した19日午後2時前後の雨雲の観測データによると、ゲリラ豪雨があったのは、現場から南東に数百メートル離れた上流地点で、午後1時40分ごろから午後2時ごろまでの約20分間の雨量は、約25ミリに達した。

しかし、現場を含む1キロ四方のエリアでは、午後2時までの1時間雨量はわずか約6ミリだった。

 沖縄地方は19日、南から暖かく湿った空気が入り込んで積乱雲が発達しやすい状態。

沖縄気象台は午後1時7分、県南部で夕方にかけて1時間に最大40ミリの雨が降る恐れがあるとして、大雨・洪水注意報を出していた。

 那覇市のような都市部は、地表がアスファルトで覆われて雨水が吸収されにくく、大雨で河川の水位が急上昇する危険性が高いとされる。

昨年8月には東京都豊島区の下水管工事現場で、作業員5人がゲリラ豪雨による増水で流され死亡した。

 東京大総合防災情報研究センターの須見徹太郎・特任教授は「都市部の小さい河川は短時間の豪雨でもあっという間に増水する。

作業などをする際は気象情報をこまめに確認し、大雨が降りそうな場合はすぐに川から離れるべきだ」と指摘する




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