気象予報士の航空気象 JRの安全判断

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2009.10.11 (Sun)

JRの安全判断

 台風が過ぎ去り、関東では鉄道が大混乱しました。


JRは過去の教訓を生かして、風速計を増設したためによるもの。


安全をとったという意味では、評価すべきものです。


 台風が来ても鉄道が動くという考えをもって、8日を迎えることのほうが、もっとも危険だということを認識しなくてはいけません。




JR最大規模の運休…風速の規制強化が一因
   10月8日21時56分配信 読売新聞


 台風18号の影響で、首都圏のほぼ全線がストップしたJR東日本では、影響人員が過去最大規模の計約296万人に上った。

 JR東日本によると、同社は乗客5人が死亡した2005年の山形県内の羽越線の脱線・転覆事故以降、運転を見合わせる風速の規制値をそれまでの秒速30メートルから25メートルに引き下げた。風速計も事故発生時は228基だったのを、今年3月までに674基に増やしており、このうち首都圏には約180基が設置されている。こうした安全対策が、今回の台風で各線の運休が増えた一因となったとみられる。

 一方、東北・山形・秋田新幹線や上越・長野新幹線も一時運転を見合わせ、38本が運休、72本が遅れて約7万人に影響が出た。



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10:58  |  時事  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

★気象に強い方は鉄道会社へ

鉄道会社に気象に強い人は、少ないです。鉄道の場合、ふつうの天気のときは気象情報は特にいらないので、航空気象ほど重要ではないのですが、羽越線事故以後、関心が高まってきています。気象にくわしく鉄道に関心のある学生さんは、ぜひ鉄道会社に入りましょう!!
鉄道気象 |  2010年01月11日(月) 13:43 | URL 【コメント編集】

★安全対策だけが利用者受けするとは限りません

 去年の台風でJRは、風速計の増設と下限値強化によって、運航を停止し大混乱を導きました。

 ある国内の航空会社は、過去の事例を反省し、離着陸時の横風制限値がもう一方の国内の会社より厳しかったのですが、緩和しました。
 設計ミスを犯し、横風がびゅんびゅん吹く中部空港で運効率が低下したためです。

なんだかねぇ・・・

 気象に詳しければ、会社や世間に歓迎されるわけではありません。正論を述べているのに、時代に合わないことがあるのです。
 
 結局は自分に降りかからなければ、何が起ころうが無関心なのが、現代の考えではないでしょうか?
瑞翔 |  2010年01月17日(日) 00:09 | URL 【コメント編集】

★安全安定輸送は可能か?

安全を確保するには運航(運行)を止めるのが一番です。しかし、信頼を失います。安全輸送と安定輸送は必ずしも一致しません。コメントの、航空会社の気象条件の緩和は、よく知りませんが、根拠があるはずです。
 鉄道会社でも「止めすぎ」にならず、大きな事故にもつながらずというところが運転規制値になっています。
 羽越線事故は、事故までの鉄道の運転規制のルールである、「自社風速計で判断」では防ぎえなかったものです。JR東日本の防災研究所でも研究していますが、航空のようにレーダーや竜巻ナウキャストによる規制が必要でしょう。しかし、こういう話が分かる人が、鉄道会社には少ないのです。
鉄道気象 |  2010年01月23日(土) 00:48 | URL 【コメント編集】

★安全輸送

  鉄道のほうが歴史が古いのに、航空のほうが気象には敏感になっています。

 過去の事故が影響しているので、まぁ、そうなるのでしょうけど。


氷が翼に付着しただけで墜落しますし、横風にもろに弱いですし。。。


 鉄道会社は今後、天気のプロを雇って、対策を立てるのでしょうか?もしくは、すでに立てているのでしょうか?

 レーダーや特に竜巻情報などは、まだまだ最新の技術です。知れ渡ってないのでしょうか?有効であることは間違いないので、鉄道の分野もどんどん取りいえれて欲しいですね。

 お上の方々が、もっと知る必要があるのでしょうね。
瑞翔 |  2010年01月23日(土) 21:20 | URL 【コメント編集】

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