気象予報士の航空気象 METAR その2

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2009.03.01 (Sun)

METAR その2

METAR/SPECI

 通報順序

①通報の種類
②地点略号
③観測日時
④風向・風速
⑤視程
⑥滑走路視距離
⑦現在天気
⑧雲情報
⑨気温・露点温度
⑩高度規制値
⑪過去天気
⑫低層ウインドシアー情報

 ①通報の種類
 識別としてMETARとSPECIかの文字が通報される。
   METAR 定時観測気象報
   SPECI  特別観測気象報

 SPECIとは、定時の観測以外でおおきな気象変化があった場合に報じられる。その変化の基準は観測所によって決まっているようで、大きくは風の急変や雨・雪、その他降水現象、飛行機に影響を及ぼす視程の悪化・良化などが挙げられる。

 ②地点略号
 各空港に与えられた4文字の略記号
例 
RJTT 羽田空港
RJAA 成田空港
EGLL  ロンドン・ヒースロー空港
ZBAA  北京空港

 ③観測日時
 日付2桁と時刻4桁をUTC(イギリスグリニッジ時刻)をあらわすZを伏せて表記される。
 例
 190312Z  19日0312Z 日本時間12時12分

  


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 航空気象特別観測気象報(SPECI) 特別観測には3種類の観測があります。

特別観測(S)  常時観測中に気象現象に重要な変化があったときや、観測データがそれぞれ定められた特定の基準を超えた場合に直ちに行います。

照会特別観測(Q)  航空交通管制機関や航空会社などから照会があったときに行います。

事故特別観測(A)  空港又はその周辺で航空機の事故があったときに行います。

 また、管轄する空港の進入方式に対し、その最低気象条件(それより悪化した場合、航空機は進入ができない天気)を下回ったときも特別観測が行われます。

観測の種類
M   定時観測
S   特別観測
MS  モビルスーツ ではなく、定時特別観測
Q   照会特別観測
A   事故特別観測

 定められた特定の基準は、航空地方気象台(東京・成田・中部・関西)航空測候所(新千歳・仙台・大阪(伊丹)・福岡・鹿児島・那覇)、空港出張所・分室のそれぞれで決められているようですが、大きくは変わらないでしょう。

下記は関空の場合の一部です。
・豪雨や雷などになれば、一定の基準を超えるごとに「特別観測(SPECI)」を実施
・視程の基準は5キロ、3・2キロ、2・4キロ、1・6キロで、それぞれの基準を下回るごとに通報
・風では、平均風速が直前の観測時よりも毎秒5メートル以上変化した場合

参考に、沖縄気象台のHPより、那覇航空測候所の基準をLinkします。
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