気象予報士の航空気象 南アジア、中近東の天気

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2010.01.25 (Mon)

南アジア、中近東の天気

 エチオピアでは墜落事故、イランでは天候の悪い中、強行着陸で事故発生。


立て続けに航空事故が続いています。


 イランの空港の事故当時のMetarをゲットしておくことを失念してしまいました。


どんな天気だったのでしょうか。気になります。


 現在、インドから中東にかけてはシベリアで形成された高気圧からの乾いた気塊がヒマラヤを越えてインド方面にて大きな蓋を形成します。


この蓋、すなわち逆転層は非常に高く、下記のMetarでも読み取れるように20000フィート、6000メートルのような高い高度に存在しています。


また、この季節のITCZ(熱帯集束帯)から遠く離れていて、空気の擾乱がほとんど起こりません。


さらにインドのような盆地形状、人口過密による塵や煙の発生しやすい状況などが絡んで、非常に悪い視程が続きます。


前線が通過して雨が降ると霧が晴れるという日本の常識がまったく通用しません。


擾乱が起きない、つまり空気をかき回されないので雨のような水分補給は悪い結果をもたらすのみです。


 地域によって、気候は大きく違います。気圧配置はもちろん、地形・文化・風習も気候に影響するからです。

勢いで調べてみましたが、結構いい勉強になりました。


バングラディッシュ ダッカ空港
VGZR 250250Z 29005KT 0600 FG BKN004 19/16 Q1015 BECMG S/VIS 1000M

インド ニューデリー空港
VIDP 250300Z 09003KT 0600 R28/1500 R29/0900 MIFG NSC 14/12 Q1018 NOSIG

インド ムンバイ空港
VABB 250510Z 09007KT 2200 FU NSC 28/10 Q1015 NOSIG

パキスタン カラチ空港
OPKC 250530Z 04004KT 5000 HZ FEW200 22/08 Q1020 NOSIG

イラン テヘラン空港
OIIE 250400Z 34006KT 6000 R11/P2000N R29/P2000N FEW035CB SCT040 BKN100 05/M01 Q1014 A2996 RESHRA




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