気象予報士の航空気象 山岳波による悲惨な墜落事故

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2009.03.16 (Mon)

山岳波による悲惨な墜落事故

山岳波の脅威

航空気象の世界では、あの事故が上げられます。

英国海外航空機空中分解事故   wikiに飛びます。


富士山

 日本の象徴である富士山。

冬の晴天の日、文明の力を用いて、富士の頂を上から拝もうとした人々に神の鉄槌がくだったのか??

 当時は、今ほど山岳波に関しての知識が豊富ではありませんでした。ヘリや小型機が富士の風下において、危険な状態になることは知られていたものの、これは富士に限らず山岳の風下においては乱気流に遭遇するという程度のもので、まさか空中分解するとは、誰も思ってはいなかったのでしょう。

 現在、富士山の周辺およそ直径10kmの円、高度16000ft(5000m)未満の空域は旅客機の飛行を実質禁止しています。ここ最近の旅客機は、富士山周辺をかなり高い高度で飛行しています。決められた出発経路やエアーバンドを聞く限り、羽田からの離陸機も高度20000ft以上は飛んでいるようです。おそらく、大きな影響はないでしょう。

 たまに、天気予報でも富士山の風下側にローター雲の群列が、衛星に捉えられることがあり、そのたびにこの痛ましい事故を思い出します。

やはり、空は人類にとってまだまだ未開なのです。

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なお、富士山といえば、青木ヶ原樹海。
青木ヶ原樹海にまつわる俗説として、「航空機が上空を通過すると計器が乱れるため、飛行禁止とされている」というものがあります。

でたらめです。

詳しくは下記参照
青木ヶ原(wikipedia)



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