気象予報士の航空気象 春の嵐と簡単に言うものの・・・

*All archives   *Admin

2009.03.22 (Sun)

春の嵐と簡単に言うものの・・・

 ひどい天気です。パイロットのみなさんも大変な思いをしていることでしょう。朝から雨と非常に悪い視程、そして強風。かなりきついです。

ASAS22MAR15Z.jpg
午後3時の地上解析


220530Z 19034G45KT 4000 R34L/0650V1700D R22/P1800N R16L/P1800N SHRA BR FEW008 BKN030 15/13 Q1001 RMK 1ST008 7CU030 A2958 8000NW-N

午後2時半 南風強風17m突風23m 視程4000m 滑走路視距離 滑走路34L 650-1700m 滑走路22 1800m以上 滑走路16L 1800m以上 驟雨 もや くもり

220512Z 20031G43KT 4000 R34L/0650VP1800D R22/P1800N R16L/1200VP1800U +SHRA BR FEW008 BKN025 15/12 Q1002 RMK 1ST008 7CU025 A2960 8000NW

南南西16m突風22m 視程4000m 滑走路視距離 滑走路34L 650-1800m 滑走路22 1800m 滑走路16L 1200-1800m以上 強い驟雨 もや くもり


 朝9時前後より南風の強風でさらに午後3時ごろには視程も悪化。羽田空港は都心に近い影響で離着陸に制限があります。例えば、滑走路04の離着陸はほぼできません。都心に向かっていく方向だからです。また羽田空港の北側、都心から滑走路16への直線進入はできません。都心の上を飛ぶからです。

 そのためILSという現代最高水準の着陸装置は使えず、今日のような天気はパイロット泣かせです。航空気象のプロ、機長へ航空気象を助言する運航管理者という資格がありますが、この方々も泣いているのではないでしょうか?

 羽田の4本目の滑走路04L、羽田の南東側で現在工事中、世界初の旅客機による桟橋滑走で有名ですが、これができると、ILSが装備されるので、羽田空港の南西強風時の弱さが少しは克服できるのではないでしょうか?

 羽田新滑走路 D滑走路の展望台や見学ツアーなどができるようです。
東京空港整備事務所のHP  ←クリック

D滑走路



ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 環境ブログ 天気・気象学へ
にほんブログ村
応援クリックをおねがします。


以下、アフィリエイトサイトです。





スポンサーサイト
22:18  |  時事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://weathereucalyptus.blog115.fc2.com/tb.php/56-b4ff0058
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |