気象予報士の航空気象 ウインドシアー警報装置その2

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2009.03.31 (Tue)

ウインドシアー警報装置その2

 昨日の新聞の記事について、詳細なシステムの情報を入手しました。

ウインド・シアに遭遇した時に検知するタイプについて
 これは、GPWS(Ground Proximity Warning System)地上接近警報装置に組み込まれたもので、予測するタイプとはシステムが違います。

 まずGPWS・地上接近警報装置の説明です。

 操縦士が気づかないまま航空機の高度が低下したり、山に異常接近した場合に操縦士に警報を発する装置です。このGPWSは警報器とコンピューターで構成されていて、気圧高度の変化、電波高度計の変化率、着陸装置(脚・タイヤ)フラップの位置、精密進入のシステムの一部であるグライドスロープの偏位量などの情報によって、航空機が地上氏接近したときに警報を発するようになっています。

「wooo!wooo! Pull Up!!」

 ボイスレコーダーの最後に残る記録が、この警報を最後に途切れる事故が過去にありました。

 ということで、フェデックス機はこの装置は、もちろん装備しています。というのも、義務付けられているからです。仕組みは急激な降下や増減速によってウィンド・シアを検知します。つまり、起きた事象を警報として操縦士に伝えているにすぎません。予測はまったくできません。

 さて、記事には予測できるタイプを装備していれば事故を防げたと言わんばかりの書き方をしていますが、はたしてそうでしょうか???


 私はそうは思えません。続きは明日にて・・・


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