気象予報士の航空気象 切離低気圧

*All archives   *Admin

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.02 (Sat)

切離低気圧

 日本は五月晴れとなり、1日2日ともに非常によいお天気でした。

青空


 ニュースでは値下げされた高速道路の渋滞の件と、国内航空便の混雑振りの件を報道していました。

 そんな穏やかな地上の天気と裏腹に、上空には切離低気圧が忍び込んでいました。

30050001MAY0912Z.jpg
1日午後9時 300/500hpa 高層天気図


300h01MAY0912Z.jpg
1日午後9時 300hpa 高層天気図 拡大図


500h01MAY0912Z.jpg
1日午後9時 500hpa 高層天気図 拡大図



 300hpa、500hpa高層天気図をそれぞれを見てみると、紀伊半島の南に低圧部と寒気が見て取れます。

 その渦に向かって低気圧性の風、反時計回りの風の場ができています。関東以西から九州にかけて東風となっていることがわかると思います。

300hpa面はおおよそ高度9000m、30000ft。
500hpa面はおおよそ高度5500m、18000ft。

 実際に下図のエマグラムでも30000-25000ftあたりで、東風の場になっています。


エマグラム浜松01MAY0912Z
1日午後9時 エマグラム 浜松


エマグラム浜松02MAY0900Z
2日午前9時 エマグラム 浜松


 特に30000-33000には大きなシアーとなっています。風向が逆向きというのは大きなシアーになります。

おそらくこの高度で揺れがあったのではないでしょうか。

 航空気象は地上に住んでいるだけでは、本当にわからないものです。



ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 環境ブログ 天気・気象学へ
にほんブログ村
応援クリックをおねがします。


以下、アフィリエイトサイトです。





スポンサーサイト
21:37  |  気象・天気  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://weathereucalyptus.blog115.fc2.com/tb.php/99-d75999be
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。